清流かな-M / 30%OFF:¥2,640↓
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横方向を意識した異色な書体 清流かな 5ウェイトファミリー / OpenType
コンセプト
平安歌人の情念に思いを馳せて…
清流かなファミリーの各書体は
草書体を意識したフォルムを備えています。かな文字の成り立ちである草書体。清流かなは、草書の走り書きの妙とも言うべき流麗さに、明朝の要素を加味して作り上げています。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングも緻密にほどこしてあります。
■概要
この書体は、当社タイプデザイナー金井和夫の普段使いの文字をベースとした、明朝・草書の複雑なフォルムイメージを持っています。「L(ライト)」、「R(レギュラー)」、「M(ミディアム)」、「DB(デミボールド)」、「B(ボールド)」の、合計5ウェイトで構成されています。 また、オールドなイメージを残しつつも、その概念にとらわれず大仮名に設計してあるので、近代的な組版にも対応するマルチな性格を備えています。 心地よいゆらぎの効果を追求した書体 究極の流麗さを追求した、明朝風と草書風のハイブリッドフォルムフォントです。「お・す・な・ね・は」などの小さなカウンター(旋回)部分をあえて潰し「墨だまり」状にし、「走り書き」の流麗さを際立たせています。ボディの不揃いさは当社フォントの中でも最大級ですが、その分、心地よいゆらぎの効果は抜群です。その名のごとく清らかな水の流れのような、美しく味わい深い書体です。 他社「総合書体」との「共存」 現在、世の中に出回っているフォントの数はすでに数え切れないほどになっています。明朝体に限ってもまた然り。 清流かなは5ウェイトありますが、それぞれの太さにさほどの差がありません。本来は3ウェイト展開にすべきかも知れませんが、あえて5ウェイトにしたのにはそれなりの理由があります。 かなフォントは、単独ではあまり存在意義はありません。漢字と組み合わせてはじめて「意味」が生じます。 フォントのウェイト呼称は、ほとんどのベンダが「ライト」から「ウルトラ」に至る7から9ウェイト展開をしています。ただ、それぞれの太さに明確な基準はなく、各ベンダの判断によります。ですので、例えば「ライト」でも太さが微妙に異なってきます。かなフォントがそれに対応するには、細かいウェイト展開が必要となります。 当社かなフォントの細かいウェイト展開は、それが理由です。お好みに合わせて合成フォントをお楽しみいただければ幸いです。
■ウェイト
●ALL[フルウェイト] ●L[ライト] ●R[レギュラー] ●M[ミディアム] ●DB[デミボールド] ●B[ボールド]
■特長
●両仮名 日本語文章の約70%はひらがな、カタカナが占めているといわれます。それだけに紙面の雰囲気を左右し、決定づける重要なアイテムです。 清流かなのウェイトは5つ。本来、長文に向かない書体ですが、伝統的なオールド書体の雰囲気も持ち合わせており、一番使用頻度の高いLウェイトも制作しました。微妙な太さの違いがあるので、用途は意外に広いかも知れません。 そのフォルムは、しなやかでなめらか。終筆は横方向を意識しており、不揃い極まりないボディにもかかわらず横組に効果を発揮します。先端は全て丸く処理しました。カタカナは、その最大の特徴である「直線的フォルム」を残し、ひらがなの曲線を加味しバランスを取るという難しさにあえて挑戦した野心作となっています。 ●欧文・数字 欧文・数字は、奔放な両かなとは異なり、クセの少ない伝統的なイメージにデザインしました。わずかに「K」「Q」「R」のテールに「かな」の雰囲気を持たせてあります。 格調高いGaramond調の形状ですが、若干現代風な設計になっています。欧文書体としての単独使用にも十分に耐えうる、和文付嘱書体としては稀な、非常に高い完成度を持っています。
■収録文字
収録文字 793文字(罫線228文字を含む) 内訳 この書体は、すべてのフォントフォーマットにおいて、Adobe-Japan1-3 に準拠し制作されています。含まれる文字種は以下の通りです。 ●仮名 ・平仮名(全角全文字)・片仮名(全角全文字) ●欧文 ・プロポーショナル欧文 94文字 ・90度時計回り回転プロポーショナル欧文 94文字 ・全角欧文 62文字 ●記号類 ・常用する句読点類・約物類のみ 罫線類
■書体付加機能
本書体は、アップルコンピュータの Apple Advanced Typography(書体付加機能)プログラムおよび Adobe フォント拡張機能プログラムを内蔵していますので、以下の付加機能をご利用いただけます。 PDF フォント埋込機能 Adobe Acrobat 4.0J 以降 これらのアプリケーションでは、PostScript ファイルから PDF ファイルへの変換時に本書体を埋め込むことができます。 埋込パターンとして「編集可能埋込」許可をしておりますので、一度 PDF 埋込をした PDF でも、本書体を正規使用されているお客さまの環境では Acrobat アプリケーションにて文字の編集が可能です。
■動作環境
Mac ●ハードウェア / MacOSX 10.0.0 以降 macOS 10.15までの各バージョンのいずれかがストレスなく動作する Macintosh ●ハードディスク容量 / 1ウェイト毎に4MBのハードディスクスペース ※OpenTypeは、将来的にOSのバージョンが上がっても継続してご利用いただけます。 ※技術的には ATM をインストールした MacOS 8.6〜9.2.2、MacOS X 10.0〜10.9 で表示・印刷は可能ですが、Apple 社のサポートサイクルに則り、サポート対象とはしておりません。 Win ●ハードウェア / Windows2000、WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10 の各バージョンのいずれかがストレスなく動作する PC/AT 互換機 ●ハードディスク容量 / 1ウェイト毎に4MBのハードディスクスペース ※OpenTypeは、将来的にOSのバージョンが上がっても継続してご利用いただけます。 ※技術的には 上記すべてのバージョンで表示・印刷は可能ですが、Windows8.1 以前は Microsoft 社のサポートサイクルに則り、サポート対象とはしておりません。
書体仕様の詳細・ライセンス情報など
オフィシャルサイトをご参照ください。 書体仕様の詳細: https://www.renfont.com/details.html ライセンス: https://www.renfont.com/license.html 書体作者の紹介: https://www.renfont.com/author.html